DETAIL
3つの個性が詰まったポストカードセット。
その日の気分やインテリアに合わせて選べる楽しさが魅力です。
ギフトにもぴったりな、ちょっとアートな一品。
作品|「雨格子」「星流るる」「涅槃」
【呼吸する絹絵】ポストカードシリーズ(6月・7月・8月)
裏から描く、日本の奥行き。光と自然が溶けあう、絹絵の世界。
絹の裏から色を重ねる「裏彩色」。
画面の奥にもう一つの世界を描き出すこの技法により、絹を通した光が柔らかく揺れ、絵がまるで“呼吸している”かのような奥行きを生み出します。
日本画家・西嶋による本シリーズは、自然と共にある暮らしの記憶をもとに描かれた、季節を紡ぐ絹絵作品です。
絹の透明感と岩絵具の美しい発色を重ねた二層の表現は、見た人の心に静かに語りかけます。
■ 6月 ― 雨と遊ぶ、生きものたち
滋賀・湖北にある作家の実家。川沿いの湿った空気の中で、蛍、紫陽花、カエル、カタツムリ、オハグロトンボたちが生き生きと動く季節。
雨が格子のように降る情景と、生きものたちの静かな喜びを、絹越しの柔らかな光で描きました。
■ 7月 ― 星に願う、夏の宵
七夕の夜空をモチーフに、桔梗や朝顔を「星の花」として描いた幻想的な一枚。
星雲に見立てた月下美人が神秘的に咲き、虫たちが夜空の光に願いを寄せます。エレガントで上品な夏の夜の夢をお届けします。
■ 8月 ― 静けさに咲く、蓮と蛙
早朝の蓮池。三日月に見立てた葉の上で眠る雨蛙は、まるで極楽の涅槃像のよう。
作家が最も多く描いてきた「蓮」のモチーフを通じて、静寂と安らぎに満ちたひとときを絹絵で表現しました。
仕様
サイズ:100×148mm(定形郵便サイズ)
内容:ポストカード3枚セット(各月1枚)
素材:高級アート紙(絹絵の表現を再現)
印刷:フルカラー再現